初めての一人暮らし、まず必要な家具と家電とその賢い選び方

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春は進学や就職などで一人暮らしを始める人が多い季節ですね。
それまでは実家で何不自由なく暮らしていたのにいきなりの一人暮らし。
楽しみな反面不安も多いのではないでしょうか。
一人暮らしをすると決めた時に、まず必要なのは住む部屋を決めることですが、やっとの事で部屋も決めても、そのままでは暮らせません。
暮らして行くためには色々なものが必要です。
でも、実家と同じように暮らそうと手当たり次第になんでも買い揃えると、一人暮らしの狭い部屋はあっという間に物で溢れてしまいます。
初めての一人暮らしで、まずどうしても揃えたい家具や家電機器とその選び方についてご紹介します。
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Contents
初めての一人暮らしに必要な家具
一人暮らしを始める時にどんな大きさの部屋に住むでしょうか。
もちろん親の援助などがあれば広い部屋や部屋が2つ以上もあるところに住むこともできますが、一つの部屋の隅に小さなキッチンがついていて、部屋としては6畳から8畳ほどのワンルームと言われている物件から一人暮らしを始めるケースが多いのではないでしょうか。
広さでいうと狭いところで15㎡、広ければ25㎡といったところです。
これくらいの広さの部屋の場合余計な家具や家電を買ってしまうととにかく足の踏み場も無くなってしまうので注意が必要です。
まず最も重要なものはベッド
よく、『布団さえあれば寝られるからあとはいいや」という人もいますが、やはりベッドは必要です。
まず最近のワンルームには奥行きの浅いクローゼットはあっても、布団が入るような押し入れはありません。
そうすると布団は畳んでも部屋の隅の床に置かれることになり、いきおい、床に直接布団を敷きっぱなしにしておく、いわゆる「万年床」になってしまいます。
これは衛生上も避けるべきです。
ベッドがあればいつも布団が敷いてある状態でもOKですし、ベッドはソファの代わりにもなりますので、ベットは絶対に揃えましょう。
次にテーブルは揃えましょう
PCでインターネットを見たり、ご飯を食べたり、ちょっと何かを書いたりするのにテーブルは必ず必要です。
ダイニングテーブルのような背の高いテーブルを置くと、チェアも必要になるので狭い部屋には向きません。
ベッドに背中をもたれかけて床に座って使うローテーブルが最適です。
誰か友達が来た時に二人でもご飯が食べられたり、PCを使って横にノートぐらいは広げられるくらいの大きさのものを選びましょう。
足が折りたためて壁に立てかけて片付けられるタイプのものも、友達が泊まるときに床が広く使えて便利ですね。
デスクが必要かどうかはよく考えて
デスクを置くとチェアが必要になり、どんどん部屋が狭くなってしまいます。
家ではPCやタブレットでユーチューブを見たりするくらいで、勉強も仕事もあんまりしないという人はデスクは不要です。
しかし、家で勉強や仕事をする時間が長い場合は、デスクとチェアは必要です。
長い間床に座っていると腰痛につながりますので気をつけましょう。
もしデスクを買うのであれば奥行きの浅いものを選んだ方が部屋が広く使えます。
みなさんが小学校に入学してずっと使っていた勉強机の奥行きは一般的には60cmです。
これは奥に教科書をおいても、手前にノートが置ける奥行きだったのです。
大学生や社会人の一人暮らしの場合、自宅で勉強や仕事をするといってもほとんどがPC,それもノートパソコンでという時代です。
デスクの奥行きは45cmほでも15インチのノートパソコンを広げるのには十分な奥行きです。
棚は必要です
教科書や本などをしまったり、コーヒーカップなどの食器を置いたりするために棚は必要です。
女性なら化粧品やミラーなどをおいたりするところも必要ですね。
数千円で買えるカラーボックスでもいいと思いますし、スチールのパイプでできたラックでもいいと思います。
ただし、カラーボックスのように奥行きが深いもの(通常は約30cm)は本や雑誌を入れるには深すぎて、手前にデッドスペースができてしまいます。
もし、本がたくさんあるとか、コミックがたくさんあるというような場合は、奥行きの浅い、本や雑誌専用の本棚を揃えた方が結局無駄がありません。
ちなみに普通の雑誌の奥行きは21cm(A4サイズと同じ)ですので、本棚を探すのであれば21cm以上の奥行きのものを選ぶと、雑誌が棚からはみ出すというようなこともありません。
以外に忘れがちなカーテン
物件によっては前に住んでいた人が残していったり、ブラインドが最初からついていたりすることもあるかもしれませんが、
一人暮らしを始める時に意外に忘れがちなのが、カーテンです。
家具や家電も揃えてさあ一人暮らしのスタートと意気込んでいたら、あらあらカーテンがなく、夜になると外から部屋の中が丸見えということにならないように、カーテンも揃えましょう。
窓の大きさは物件によってまちまちです。
お店に行って適当に買うと、実際に取り付けてみると丈が足りないとか、横幅が足りずにカーテンが全部閉まらず隙間が空いてしまうと行ったことになります。
これを避けるためには、部屋を探している時に気に入った部屋があったら、まだ最終的にその部屋に決めるかどうかわからなくても、念のために部屋の窓のサイズを測ってメモしておくことをお勧めします。
部屋の内見に一緒についてきてくれた不動産屋さんに言えばメジャーなどは持っていると思います。
カーテンは色々なサイズの既製品が売られていますので、あらかじめ測っておいた窓の大きさにあったものを買うようにしましょう。
初めての一人暮らしの部屋探しはこちらも参考にしてください。
初めての一人暮らしの部屋探し 女性ならこんなところに注意が必要
一人暮らしに必要な家電は
家電はどのようなものを選ぶかも悩ましいですね。
最近ではインターネットで様々な情報が手に入るようになっているので、絶対にテレビが必要とは言えなくなって来ました。
テレビは暮らし方次第ということで、ちょっと後回しにして、生活するために必要な家電を揃えましょう。
どうしても必要なのは冷蔵庫
最近は一人暮らしでも、どこにでもコンビニがあるので自炊しなくても生きていけるようになりました。
しかし、夏には冷たい飲み物が欲しいですし、牛乳は常温では腐ってしまいます。
また、惣菜の残り物や調味料を保存にもべんりですし、なにより夏の食中毒の予防のためにも冷蔵庫は必須です。
冷凍庫がついている2ドアタイプであれば、自炊をする人は、何日分かの惣菜を作って冷凍庫で保存して置くこともできて便利です。
電子レンジはシンプルな機能のものがオススメ
コンビニが近くにあるから自炊をあまりしないと思っても、牛乳を温めたり、外で買ってきた惣菜を温めて食べたりするために必ず必要です。
家電量販店には様々な種類、機能の電子レンジが並んでいて、ついつい色々な機能のついたものを選びがちです。
でも、一人暮らしで電子レンジが必要なのは飲み物や食べ物を温めるときだけといってもいいでしょう。
オーブン機能は必要ありませんシンプルなものを選びましょう。
オーブンが必要な時は、安いオーブントースターを別に買う方が圧倒的に使いやすく、経済的です。
価格が安くても、自動でミルクや惣菜を温める機能のついたものもありますので、値段と相談しながら時間や温度の設定のわかりやすいものを選ぶのがコツです。
オーブントースターはマストアイテム
これ一台あればトーストを焼くだけでなく、外で買ってきた揚げ物をカラッと温めなおしたり、お肉やお魚を焼いたり、グラタンだってできちゃいます。
できるだけワット数の大きなパワーのあるものを選んだほうが色々な用途に使えます。
安いものだと2000円くらいからありますし、少しパワーの大きいものでも5000円程度から買うことができます。
電子レンジは節約してオーブントースターに贅沢したほうが(数千円のことですが・・・)絶対に使い勝手が良いです。
掃除機はハンディタイプが使いやすい
一人暮らしの場合、部屋も狭いのでコロコロローラーだけで、掃除機は買わなくても大丈夫かもしれませんが、できればハンディタイプの掃除機はあったほうが便利です。
床を掃除するよりも、洗面所の髪の毛を掃除したり、テーブルの上の食べこぼしを掃除したりと便利に使えます。
気がついたときに手軽に使えるように、手の届くところに置いておけると便利ですね。
最後の大物、洗濯機
これは女性の場合はどうしても必要ですね。
コインランドリーという手もありますが、洗濯中に下着を盗まれたり、乾燥が終わって取り出すのが遅れると、乾燥機から勝手に取り出されていたりということもありますので、やはり洗濯機は必要です。
男性の場合は毎日洗濯するということはないと思いますので、近くにコインランドリーがあるようであれば、とりあえず洗濯機は買わずにコインランドリーを利用するという選択肢もありだと思います。
しかし、週2回コインランドリーを使うとすると、1回300円として1年間で3万円くらい必要になり、結構な出費になります。
これはシンプルな洗濯機能だけの小さめの洗濯機ならば買える金額ですので、最低数年間の一人暮らしをすることになるのであれば、洗濯機は買った方がお得になりそうです。
予算に余裕があれば、乾燥機能付きの洗濯乾燥機を買うことをお勧めします。
嫌な匂いの原因になる梅雨の部屋干しを避けることができ、また女性の場合部屋の外に下着を干さなくてもよくなります。
まとめ
初めての一人暮らしを始めるには色々と出費がかさみますね。
アパートやマンションの敷金や礼金でお金を使ってしまったという人も多いかもしれません。
でも、一人暮らしをする時にはやはり家具や家電製品は必要です。
ポイントは、ここでご紹介したアイテムと選びかたを参考に、自分の暮らし方をよく考えて必要なものだけを揃えるようにすることです。
自分で家具屋さんや電気屋さんに行って選ぶ時もそうですが、先輩や友達から譲ってもらう時でも、必要でないもの、自分の部屋には大きすぎる(小さすぎる)ものはきっぱりと諦めることが大切です。
こういった家具や家電製品を揃えるとなると一度にかなり多額の出費となります。
予算と相談しながら、先輩や友達から譲ってもらったり、中古をオークションなどで手に入れたりして出費を抑える工夫をしましょう。
不安もあるけど楽しみな初めての一人暮らし。
快適な一人暮らしをスタートができることを祈っています。
女性のための家電選びはこちらも参考にしてください。
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