小田原城の桜まつりのイベントとライトアップの時期そしてアクセス

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神奈川県の小田原は、箱根や湯河原といった有名な観光スポットや温泉を訪れる際の起点となっている街です。
小田原駅のすぐそばには小田原城天守閣のある小田原城城址公園があり、一年を通じて多くの観光客が訪れます。
春の桜の季節に開催される、小田原城の桜まつりやライトアップなどのイベントの時期や、アクセスについてご紹介します。
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Contents
小田原城の桜まつりとライトアップの時期
小田原城とは
小田原は江戸時代には東海道五十三次の宿場町の一つで、江戸から西に向かう際には、次の宿場である箱根宿までの険しい道のりに進む前に英気を養う宿場町でした。
現代でも、関東の代表的な観光地の一つである箱根や芦ノ湖や、湯河原温泉を訪れる観光客の交通の起点となっています。
小田原駅のすぐそばにある小田原城址公園は、江戸時代まで小田原城があった場所です。
江戸時代の小田原城は、箱根を控えた関東地方の防御の要衝として重要な役割を担っていました。
明治時代にいったん廃城となり、ほとんどの建物は解体されました。
その後、1960年には天守閣が復興、そしてその後、常盤木門、銅門、馬出門が復元され、現在は小田原城址公園として整備されています。
桜の見頃とイベントやライトアップの時期は
東京に比べれば少し暖かい小田原ですが、桜の時期は東京とあまり大きくは違わないようで、例年は3月下旬から4月上旬が桜の見頃の時期になります。
小田原城址公園は「さくら名所100選」にも選ばれており、天守閣やお堀を取り囲むように約320本の桜が植えられています。
真っ白な天守閣や城壁にピンクの桜の花が映えて大変きれいです。
この桜の時期に合わせて、小田原市では毎年3月中旬から5月中旬にかけて「小田原桜まつり」が開催され、市内の桜の名所ではいろいろなイベントが開催されます。
この小田原城址公園でも、2018年も桜まつりの一環として次のようなイベントが開催されます。
小田原城址公園ぼんぼり点灯:3月23日〜4月上旬
夜桜を楽しめるように、小田原城のお堀をはじめとして各所にぼんぼりが点灯します。
本丸広場ライトアップ:3月23日〜4月15日
天守閣の前にある本丸広場の桜がライトアップされます。
暗闇にライトアップされた天守閣と桜が浮かび上がり幻想的な美しい光景が楽しめます。
小田原かまぼこまつり:3月30日、31日、4月1日
小田原といえばかまぼこ。市内のかまぼこ屋さんが集まり、手作り実演、かまぼこ大売り出しなどのイベントが開かれます。
また、桜まつりの期間は天守閣への入場時間が延長されます。
通常は9時から17時ですが、3月24日〜4月8日は19時までに延長されます。
夜桜を楽しむ前に天守閣に登って小田原の町並みや相模湾を眺めることができます。
桜の季節は終わっていますが、ゴールデンウィークの4月28日〜5月6日もやはり19時まで天守閣に登ることができます。
小田原城の桜まつりへのアクセスは
小田原駅へのアクセスは
小田原城の桜まつりの時期のアクセスは公共交通機関がおすすめです。
小田原城は小田原駅から徒歩で10分程度ですので、ぜひ電車で小田原駅まで行き、そこから歩いて小田原城に向かってください。
小田原駅にはJR東海道線、東海道新幹線、小田急の3路線を使ってアクセスできます。
特に東京をはじめとした関東からのアクセスは大変便利です。
それぞれの電車での所要時間は次の通りです。
東京ー小田原:東海道新幹線で約35分、東海道線普通で約1時間20分
新宿ー小田原:小田急ロマンスカー(特急)で1時間10分、急行で1時間30分
小田原駅から小田原城へのアクセスルートは
小田原城へは小田原駅で下車し、東口に出ます。
表示が出ていますし、たくさんの観光客が向かうので迷うことはないと思いますが、東口を出たら右手のほうに線路に沿って歩いていくのがおすすめです。
小田原城の天守閣への近道は、駅から線路沿いの道(お城通り)を進み、突き当りの旭丘高校前を右折し、公園の北入口から入園するルートです。
公園に入って坂道を登るとそこはもう天守閣です。このルートは階段を使わずに天守閣まで行けます。
ただし、桜のシーズンは少し遠回りになりますが、お堀の周りの見事な桜を見ながら天守閣に向かうルートがやはりおすすめです。
お堀を渡って入園するルートは3つあります。
まず、「正規登城ルート(正面入口)」
小田原駅から駅前通りの錦通り入口交差点を右折してお堀端通りに入り、馬出門土橋でお堀をわたり、住吉橋(平成30年3月まで工事・通行不可)、銅門、常盤木門を経由して天守閣に向かうルートで、小田原城の正規登城ルートとされています。
駅から線路沿いの道を通った場合には、突き当りの旭丘高校前を左折して弁財天通りを経由してお堀端通りに出ます。これを右折してアクセスします。
学橋・二の丸経由ルート
小田原駅方面からお堀端通りを進むと、最初にある学橋をわたり、二の丸広場、常盤木門を経て天守閣に向かいます。(正規登城ルートの正面入口には学橋を渡らずにそのまま進みます)
この他にも、南入口から入園するルートもあり、南側にある駐車場からのアクセスには便利なルートですが、小田原駅からは公園の反対側になるのであまりオススメしません。。
小田原城の入場料金
小田原城址公園への入園料は無料です。
ただし、園内にある3つの施設への入場には入場料が必要です。
大人料金
天守閣:500円
昭和35年に復元された鉄筋コンクリート造り5階建の建物で、高さは38.7mですが、高い丘の上に建っているので最上階は標高60mあり、相模湾が一望できる素晴らしい眺めが楽しめます。
各階には、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史を伝える資料などが展示されています。
常盤木門/SAMURAI館:200円
本丸の正面に位置し、小田原城の城門の中でも大きく堅固に造られていました。
現在の常盤木門は、市制30周年事業として再建したもので、昭和46年(1971年)3月に完成しました。
1階は「甲冑着付け体験」が行え、2階は「常盤木門SAMURAI館」で、小田原城天守閣で収蔵する武具など、甲冑や刀剣類を展示しています。
歴史見聞館:300円
小田原城の始まりから現在に至るまでや、小田原北条氏の歴史を、模型、音声、映像などで分かりやすく説明しています。
また、
天守閣+常盤木門の2館共通入場券:600円
天守閣+常盤木門+歴史見聞館の3館共通入場券:700円
というお得な入場券もあります。
まとめ
小田原城(小田原城址公園)は関東でも有数の桜の名所です。
春の桜のシーズンには、公園内のそこかしこにソメイヨシノの花が咲き、桜まつりが開催されます。
天守閣やお堀沿いの城壁にはピンク色の桜の花が映え、風情のある景色が楽しめます。
また、夜にはぼんぼりの点灯やライトアップが行われ、昼間だけでなく夜も多くの花見客で賑わいます。
小田原は箱根や湯河原の温泉や、芦ノ湖などの観光地に向かう交通の起点で、電車でのアクセスが大変便利な場所に位置しています。
小田原城はその小田原駅から徒歩で10分ほどで気軽に行ける桜の名所です。
箱根や湯河原の温泉でのんびりするのが目的でも、春の桜のシーズンは少し早めに出発し、小田原駅で途中下車し、小田原城で桜の花を楽しむというプランがおすすめです。
ぜひ検討してみてください。
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