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ノルウェー観光なら必見!世界遺産のベルゲンへの行き方と見どころ

何回もヨーロッパに海外旅行に出かけたことがある人でも、「まだ行っていない、でも行ってみたい」と思っているのが北欧の国々ではないでしょうか。

日本からの直行便が限られていることや、オーロラやサンタクロース以外で日本のテレビ番組などで紹介されることも少ないことから、情報が少ないのが現状ですね。

北欧の国々はもちろん雄大な自然も見どころなのですが、ノルウェーのベルゲンの歴史のある美しい街並みも必見です。
ベルゲンへのおすすめの行き方と、見どころをお伝えします。

 

 

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世界遺産のあるノルウェーのベルゲンへの行き方

ベルゲンはスカンジナビア半島の南西部の海岸沿いにあるノルウェー第2の都市です。
ノルウェーで最も大きなフィヨルドである、ソグネフィヨルドに囲まれた自然の良港を持つ街です。
飛行機で日本から行く場合にはもちろん直行便はありません。
アムステルダム、パリ、コペンハーゲンなどのヨーロッパの都市を経由して飛行機で直接ベルゲンにはいるか、またはまずノルウェーの首都オスロに行き、そこからベルゲンへ移動するという行き方があります。
ノルウェーの首都、オスロとベルゲンの間にはベルゲン急行という特急列車が走っていて、途中下車しなければ、およそ7時間ほどでベルゲンに到着します。

しかし、せっかくノルウェーに行くのですから、壮大なスケールのフィヨルドの景色を見に行きましょう。

おすすめはオスロから鉄道、船、バスを組み合わせ、ノルウェー最大のソグネフィヨルドの観光も兼ねながらベルゲンに向かう方法です。

ルートは次の通りです。
1 オスロからベルゲン行きのベルゲン急行に乗ります
2 途中の山間の駅、ミュルダールで下車し、フラム鉄道に乗り換え、フィヨルドを一気に駆け下り、遊覧船の港のあるフラムに着きます。
3 フラムからグドヴァンゲンまでフィヨルドを船で渡ります。
4 グドヴァンゲンからバスでフォスという駅まで行きます。
5 フォスからふたたびベルゲン急行に乗り、ベルゲンまで行きます。

直接ベルゲン急行で行けば7時間でいけるのですが、このように途中下車してフィヨルドの遊覧を組み合わせると、オスロを発ってからベルゲンに到着するまで12時間ほどかかります。

たしかに長時間かかるのですが、夏の間であれば緯度の高いノルウェーでは夜遅くまで明るいので、オスロを早朝出発すれば、ベルゲンにはまだ明るいうちに着くことができます。

このプランは乗り換えが多くなるので、大きなスーツケースを持ったままでは大変です。
おすすめはオスロに前泊し、そのホテルに荷物を預かってもらって、身軽な格好でベルゲンに出かけ、ベルゲン観光の後はオスロに戻るプランです。

行きにフィヨルドを見ていますので、帰りベルゲンからオスロへは鉄道を使うか、あるいはベルゲン空港から国内線でオスロに戻るかどちらかになります。
鉄道だと7時間、飛行機だとベルゲン空港までとオスロ空港からの移動時間をいれても4時間ほどでオスロ市内に戻れます。

そに他の都市を訪問する予定などを考えて、都合の良い方をチョイスしましょう。

ちなみにベルゲンからオスロへは夜行列車もあります。
夜11時にベルゲンを発って、翌朝の6時ごろオスロに着きます。
体力に自信のある方にはこれもありかもしれませんね。

ソグネフィヨルド観光の詳しい案内はこの記事を見てください。

ノルウェーフィヨルド観光、個人旅行におすすめのシーズンとルート

 

ベルゲンの見どころ

世界遺産のブリッゲン地区の建物

ベルゲンは現在はノルウェー第2の都市ですが、13世紀にはノルウェーの首都でした。
その頃、北ドイツを中心にバルト海沿岸の貿易を独占していた都市同盟であるハンザ同盟に加わり、ノルウェーと各国の仲介貿易によって大変栄えていました。
また、ドイツからハンザ商人や職工が移り住み、作られたのがブリッゲン地区の建物です。
ここはハンザ同盟の時代に倉庫として建てられた木造の建物が立ち並ぶ地区です。
当時は北ノルウェーからの魚やヨーロッパからの穀物がたくさん蓄えられていたと言います。
ベルゲンはこれまでに何度も大きな火事に見舞われていて、このブリッゲン地区の建物も何度も消失しているので、ハンザ同盟の時代からの建物としては残っていません。
しかし、火事のたびに建て替えられてきたパステル調のカラフルな木造の倉庫群は、ノルウェーの歴史を刻む建物としてユネスコの世界遺産に認定され、世界各国から観光客が訪れる観光スポットとなっています。
間口は狭いのですが奥に長い建物で、現在はその多くはレストランやギフトショップなどとして使われています。
また、実際に近くに行ってみると、傾いている建物もあり、歴史を感じることができます。
このブリッゲン地区の一番東の端の建物がハンザ博物館です。
ここでは、ハンザ同盟の歴史とベルゲンの歴史について詳しく知ることができます。

 

ベルゲンと港を一望するフロイエン山にケーブルカーで登ろう

ベルゲンの絶対おすすめの観光スポットはフロイエン山からの眺望です。

このフロイエン山に登って眺めると、ベルゲンは山とフィヨルドに囲まれた街で、大変狭いエリアに建物が密集している街であることがよくわかります。
海と空の青さ、フィヨルドが形作る複雑な海岸線、そしてカラフルな建物を眺めていると、時間の経つのも忘れてしまいます。
フロイエン山にはケーブルカーで登ることができます。
ケーブルカーの乗り場は、ブリッゲン地区のハンザ博物館から少し登ったところにあります。
観光シーズンにはケーブルカーは大変混雑するので、ベルゲンに泊まるのであれば、できれば朝一番にまずケーブルカーでフロイエン山に登ることをオススメします。
朝まだ人通りの少ない時間に、カラフルな木造の家が立ち並ぶ路地を散歩しながら真っ白な可愛らしい建物のケーブルカー乗り場に向かうのも気持ちいいですよ。

ケーブルカー乗り場

 

フィッシュマーケットで食べる

ベルゲンの港の一番奥まったところにあるのがフィッシュマーケットです。
岸壁の広場に常設のシーフードをメインとした屋台が所狭しと並んでいます。
ムール貝やカニ、サーモンやタラなどのシーフードをその場で調理して食べさせてくれます。
ベルゲンでのお昼はレストランとかではなく、フィッシュマーケットの屋台で食べましょう。
旅行の思い出になること間違いなしです。

 

ブリッゲン地区を港の対岸から見る

フィッシュマーケットに来たら、もう少し岸壁沿いに西の方に進むのを忘れないようにしてください。
それは、ブリッゲン地区の建物を港の反対側から見ることができるからです。
真っ白なヨットやクルーザーが行き来する港の反対側に、カラフルな三角屋根のかわいい建物が連なって見えます。
ブリッゲン地区に行くだけでは絶対に見えない必見の景色です。

 

まとめ

ノルウェーに行くなら絶対におすすめの街ベルゲン。
世界遺産のブリッゲン地区の建物や、フロイエン山からの雄大なフィヨルドと街並み、そして新鮮なシーフードと、どれを取っても“マスト”の観光都市です。
小さな街ですから1日あれば十分に観光スポットを巡ることができます。

ノルウェーの首都オスロも美しい都会の建物や、ノルウェーの誇る画家ムンクの作品を集めたムンク美術館などの見所も多いですが、ぜひベルゲンまで足を延ばしてください。

 

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