ハワイオアフ島のダイヤモンドヘッドへの行き方と登り方、服装などの注意点

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日本人に人気の観光地ハワイのオアフ島にあるワイキキビーチの向こうに見える山がダイヤモンドヘッドです。
ハワイに行ったことがなくても雑誌やテレビなどで目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
このダイヤモンドヘッドの頂上には登ることができます。
ダイヤモンドヘッドへの行き方と登り方、そして服装などの注意点をご紹介します。
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ダイヤモンドヘッドとは
ダイヤモンドヘッドはハワイのオアフ島にある、今は火山活動をしていない死火山です。
標高は232mですから、それほど高い山というわけではなく、登山道も整備されているので、幅広い年代の人たちが気軽に登ることができる山です。
ハワイの島々は火山の噴火によってできたもので、オアフ島を形作った火山の一つがダイヤモンドヘッドだったというわけです。
ワイキキビーチなどから見えるダイヤモンドヘッドは火山が噴火してできた火口の跡です。
頂上から登って来たルートを振り返ると、自分がクレーターの真ん中から登って来て、一番高いところにいることがよくわかります。
ダイヤモンドヘッドの登山口への行きかた
ダイヤモンドヘッドはホノルルの中心地からは少し離れているので、歩いては行けません。
バスやクルマでのアクセスになります。
① レンタカー:
運転に自信のある人ならハワイはレンタカーがとっても便利です。
ハワイでは国際免許証を取得しなくても、日本の免許証だけでレンタカーを借りて運転することができます。
② タクシー:
ホテルでコンシェルジュやフロントに人に頼んで呼んでもらえますね。
時間を決めて帰りも同じタクシーに来てもらえば安心です。
③ トロリー:
日本の旅行会社の運営する”トロリー”と呼ばれるバスで、ホノルルを中心として色々なルートを循環して走っています。
主なものとして、JTBが運営する”OLI OLI”や、HISの運営する”Lea Leaトロリー”があります。
どちらもダイヤモンドヘッドの登山口まで行く路線があります。
ただし、これらトロリーは基本的はその旅行会社のツアーに参加している人が無料で利用できるものなので、ホノルルでの移動を楽したいならば、こういった旅行会社のパッケージツアーに申し込むのがオススメです。
ホノルルのいろいろなルートを巡るトロリー
④ The Bus:
これはオアフ島の住民のための公共交通機関、つまり普通のバスです。
ワイキキからの路線もありますが、問題はこの路線バスは登山口のあるクレーターのところまでは行かないということです。
麓のダイヤモンドヘッドモニュメントの入り口から登山口までの坂道を歩いて登らなければなりません。
⑤ オプショナルツアーに参加:
現地で申し込みができるオプショナルツアーに申し込めば、ホテルまでピックアップに来てくれて、帰りもホテルまで送ってもらえます。
こういった現地ツアーには、山から日の出を見るために早朝出発するものや、登山の後、人気のカフェでアサイーボウルやパンケーキなどのブランチが含まれているものもあります。やや金額は高いですが、楽チンですね。
現地ツアーでオススメは”VELTRA”という会社です。
ハワイだけでなく、全世界各国の都市の現地発着ツアーを扱っています。
ホームページは全て日本語ですし、日本語のガイドのツアーもたくさんあります。
ダイヤモンドヘッドへの登り方
トロリーやタクシーは、カピオラニ・コミュニティー・カレッジの前の道からダイヤモンドヘッド・ステイト・モニュメント(Diamond head state monument)の看板のある入り口から坂道を登っていきます。
途中にはLookout (展望台)があり、島の東側の景色がよく見えます。
この後、道はクレーターの中に入るためのトンネルに入ります。
このトンネルは幅が狭く、クルマが行き違えないので、レンタカーで行く場合は、反対側からクルマが向かってこないか確認してからトンネルに入りましょう。
トンネルをでると、入山料を払う料金所があります。
トロリーやタクシーで来た人は左側を通り、一人1ドルの入山料を払います。
レンタカーで来た場合は料金所右側のレーンに入り、一台5ドルの入山料を払います。
一台に何人乗っていても5ドルです。
料金所の先は駐車場になっているので、係員の指示に従って車を停めます。
シェイブアイスやココナッツジュースなどのトレーラー
登山口までの間には、シェイブアイスやココナッツジュース、パイナップルを売っているトレーラーと、土産物などを売っている売店、そしてトイレがあります。
水分補給のための水を買ったり、水筒やペットボトルを持ってきた人は、トイレの前にある専用の蛇口から水を補給することができます。
熱中症予防のためにも、登山の前には必ず水を準備してください。
また、途中にはトイレはありませんので、ここのトイレで用を済ませておいてください。
登山道は最初だけは舗装されていますが、5分ほど歩くと石や岩でごつごつした未舗装道路になります。
登山道の入り口
人がぎりぎり行き違えるかどうかくらいの幅しかありませんので、降りてくる人に注意をしながら譲り合って登ります。
途中に何か所か広くなって休めるところがあるので、体力に自信のない人は休憩して水分補給をしましょう。
登るスピードにもよりますが、20〜30分ほど登ると、短いトンネルを通り、突き当たりで右か左か分かれ道に出ます。
右は頂上まで急な階段で登るコース、左は階段を迂回して距離は長いですが、比較的緩やかな坂道を通り、最後だけ少し階段で頂上を目指すコースです。
もちろん体力に自信がある場合は一気に階段で頂上を目指すのもいいのですが、途中景色が見えないのが難点です。おすすめは景色を楽しみながら迂回路をゆっくり登るルートです。
この辺りまで来るとオアフ島の東側の海岸がきれいに見えます。下を見るとクレーターの中央に登山口の建物も見え、たしかにここが火山の噴火口だったのだと気がつきます。
よく見るとクレーターの真ん中に登山口の建物が見えます
いよいよ頂上です。
登山口からは速い人で30分、子供やシニアの人と一緒でも60分ほどあれば頂上までたどり着くことができます。
頂上からはオアフ島の西側が一望できます。青い空に青い海、そしてワイキキビーチの高層ホテルなどの建物は、まさに南国のリゾートといった景色です。
ダイヤモンドヘッド頂上からワイキキの眺め
展望台はかなり狭く自撮りしている人や、グループで写真を撮りあいっこしているひとで大変混雑していますので、譲り合って景色を楽しみましょうね。
下りは20分ぐらいで登山口まで戻って来ることができます。
ダイヤモンドヘッドに登る時の服装などの注意点
標高は低く、気軽に行ける山ですが、いくつか注意しておいたほうがいいことがあります。
まず靴。
舗装されているのは最初の平坦なところの一部だけで、その後はかなりでこぼこの道になります。必ず靴やスニーカーなどを履いて登ることをオススメします。
実際にビーチサンダルで登っている外国人(日本人ではないという意味です)もたくさんいるのですが、靴擦れにならないか心配です。
気温は海岸に比べると数度低いようですが、遮るものがないので、太陽が出ていなくて風が強い時は肌寒く感じることもあると思います。また、登っていると暑くなるので、途中で抜いだりして調整できるような上着を持参するといいですね。
また、ダイヤモンドヘッドに登るときに限ったことではありませんが、紫外線対策は万全にしましょう。
全く日陰はありませんので、快晴の場合は登って降りるまでの1時間余りの間、南国の太陽光に当たることになります。
まとめ
ハワイといえば、ビーチで泳いだり、のんびりしたりというのが定番ですが、次回オアフ島を訪れた時には天気のいい時を狙ってダイヤモンドヘッドに登ってみましょう。
南国の島まで来てなんで登山と思うかもしれませんが、子供でも登れるくらいのコースです。頂上に登らなければ絶対に見ることができない、これぞハワイという景色は一生の思い出になること間違いなしです。
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