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スギやヒノキが終わっても続く夏の花粉症の原因と対策は

 2018/04/04 くらし
 

今や日本人の4人にひとりがかかっているとも言われる花粉症。
早い人なら2月から鼻がムズムズ、クシャミを連発、目がかゆい、などの症状がで始めるスギの花粉に反応する花粉症の方が非常に多いと思います。
ところが、5月になってもあいかわらずクシャミが止まらない、薬をやめられないという方も多いようです。
春の花粉症ではなく、夏の花粉症について、その原因と対策をお伝えします。

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花粉症の原因のアレルギー反応とは何?

まず花粉症の原因です。
スギなどの花の花粉が鼻や喉の粘膜にたどり着くと、ヒトはこれを異物と認識して、これがたくさん入ってきたときに排除するために「IgE抗体」を作りだします。
このIgE抗体は鼻や目の粘膜にある肥満細胞にくっつきますが、すぐには何も起こりません。
歳を重ねて何年も花粉を吸い続けていくうちに、このIgE抗体がある量を超えると、IgE抗体がくっついた脂肪細胞はヒスタミンという物質を放出して涙やクシャミを起こさせ、花粉を外に出してしまおうとするのです。
これが花粉症などのアレルギー反応のメカニズムです。

このように、IgE抗体の量がある程度にならないと脂肪細胞にヒスタミンを出せという指示をしないので、若い時には平気だったのに歳をとると花粉症になる人が多いのです。

体に入ってきた何を異物とするかは人によって違うので、ある人はスギの花粉がダメで、ハウスダストは大丈夫なのに、別の人はスギの花粉は平気で、ハウスダストに反応するということが起こります。

日本人で最も多いスギ花粉症に悩んでいる人の多くはヒノキの花粉にも反応します。
スギの花粉とヒノキの花粉はその形や大きさがよく似ているので、同じようなアレルギー反応を起こす人が多いのです。
ですから、関東で3月がピークのスギ花粉症に困っている人は、スギの花粉の飛散が終わった後にピークが来るヒノキの花粉にも反応するので、4月いっぱい、長い人なら5月に入ってもまだ鼻がムズムズ、クシャミや涙が止まらないということになることが多いのです。

 

夏の花粉症の原因は

3月から長くても5月までのスギとヒノキの花粉シーズンが終わったのにまだクシャミが出る、目がかゆいといった症状が続いて、場合によっては7月あるいは8月まで続くという人もいます。
このように夏までも症状が続く夏の花粉症の原因として一般的なのは、スギやヒノキといった樹木の花粉ではなく、背の低い草の花の花粉です。このような草の花粉を草本花粉と呼びます。
とくに5月からの初夏に花粉を飛ばす草としては「イネ科」の植物が一般的です。
イネ科と言われてもピンとこないと思いますが、カモガヤオオアワガエリといったや雑草がこれに当たります。
カモガヤは元々は19世紀に牧草とするために海外から導入されたもので、河川敷や土手、空き地など日本中のいたるところに生えています

日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。

オオアワガエリもやはりヨーロッパから牧草として導入された草で、繁殖力が強いため、日本中いたるところで雑草として見られます。

夏の花粉症の対策は

スギやヒノキといった春の花粉症の原因となる樹木は高さが高く、花粉が風に乗って非常に数十キロメートルにも及ぶ広い範囲に飛ぶという特徴があります。このために、どこにいても花粉を吸い込むことになり、また長い間花粉症に悩まされます。
一方イネ科の植物の背丈は低く、花粉が飛んでも数十メートルから数百メートル程度と、スギやヒノキのように広い範囲には飛んで行きません。
ですから、夏の花粉症には、そういった雑草が生えている河川敷や土手や空き地などにはできるだけ近寄らないようにすることによって、花粉を吸い込むリスクを低くすることが有効な対策になります。

スギやヒノキも、イネ科のカモガヤやオオアワガエリも花粉を体に入れないことが基本なので、どちらもマスクをしたり、帰宅時に服の花粉を落としてから家に入るなどの対策も有効です。

夏の盛りになるとこれらイネ科の草の花粉のシーズンは終わりますので、ここでクシャミや鼻水といった症状が少なくなればおそらくこれが原因だったのだということがわかります。
もし、8月になってもまだ症状がでるようなら、今度はキク科の植物、ブタクサなどの花粉に反応する秋の花粉症の可能性もありますし、花粉以外の例えばハウスダストやダニなどが原因ということかもしれません

まとめ

何に反応して花粉症になっているのかは人によってまちまちです。
一生花粉症にならない人もいれば、十代から発症する人もいます。

また、昔はそれほど問題になっていなかったのに、今では現代病として多くの人が困っているのはなぜかもよくわかっていないようです。

今のところ決定的な治療方法はなく、花粉から遠ざかることと、抗アレルギー薬などを使うことしか手はないのが現状です。

ただ、何が原因なのかがわかれば、少しでも花粉を避ける方法もわかります
自分だけで判断せずに耳鼻科のお医者さんに相談して自分は何に反応しているのかをチェックしてもらいましょうチェックは血液検査でわかります
もし今年の夏も花粉症の症状が続くようなら一度検査を受けてみるのもいいのではないでしょうか。

 

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