梅雨明けの早い沖縄は夏休み前に行くのがおすすめ、その理由とは。効率的に回るプランも合わせてご紹介

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日本のリゾート地として根強い人気を誇る沖縄。
夏休みに沖縄旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
沖縄は亜熱帯に近いことから、常夏とまではいきませんが、冬でも暖かい気候が特徴。
また、東京より1500kmも南にあることから、梅雨入り、梅雨明け共に本土に比べて随分早いこともご存知ですよね。
ゴールデンウィークにせっかく沖縄に出かけたのに、もう梅雨入りしていて雨ばっかりだったということもあります。(私のことです。)
梅雨入りが早いということは梅雨が明けるのも早いということです。
本土ではまだ梅雨でも沖縄ではすでに梅雨が明けている時期があるのです。
このタイミングが一年で最も沖縄旅行にオススメです。この理由を詳しくお伝えします。
合わせて、夏休みの前で長い休みの取りにくい時に短い日数でも効率的に楽しめるオススメのプランをご紹介します。
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沖縄の梅雨入りと梅雨明けは本土よりこんなに早い
梅雨ってどうしてなるのでしょう。
北の冷たい空気と、太平洋からの暖かい空気がぶつかってできる梅雨前線が動かないでじっとしていることで梅雨になります。
太平洋の高気圧の力が弱いうちは梅雨前線は南の方にあるので、沖縄など南の方から梅雨に入ります。
そして太平洋の高気圧が次第に強くなり、梅雨前線を北に押し上げて行き、本土も梅雨に入ります。
さらに太平洋の高気圧が強くなり、高気圧に覆われるようになって梅雨が明けるという仕組みです。
つまり、冬の冷たい空気が暖かい空気とぶつかって、雨が降り、だんだん夏になって暖かい空気の勢力が強くなって冷たい空気は北に移動して、梅雨が明けるというわけ。そして暑い夏になるのです。
沖縄は本島で東京から約1500kmも南に位置しているので、早く梅雨前線の影響を受け始めます。
気象庁の発表によれば、沖縄の梅雨入りは平年で5月9日、2017年は5月13日でした。
私自身も経験したことがありますが、早い年はゴールデンウィークに入ったとたんの4月末から梅雨入りということもあります。
ゴールデンウィークの沖縄旅行はあまり早く計画すると、梅雨入りしてしまっている可能性があるので注意が必要です。
さて、肝心の梅雨明けですが、これも気象庁の発表によると平年で6月23日とされており、2017年は6月22日に梅雨明けが宣言されました。
6月中に梅雨が明けてしまうのです!
沖縄旅行は夏休み前がオススメの理由
このように沖縄は平年なら6月中に梅雨が明けてしまいます。
本土の学生さんたちの夏休みは7月20日ごろからというところが多いと思います。
そして、それに合わせて、本土のお勤めの人たちも7月末から8月末までの間に夏休みを取る人が多いのではないでしょうか。
もう気がついたと思いますが、6月末から学生さんたちの夏休みの始まる7月20日ごろの間の3週間の沖縄はチャンスです。
梅雨が明けて真夏の太陽が降り注ぐ真夏に突入しているにもかかわらず、本土の皆さんは梅雨が明けたら夏休みに旅行に行こうと計画しているというわけです。
当然沖縄を訪れる人も少ないので、観光スポットや道も空いていますし、何よりツアー料金が安くすみます。
沖縄旅行に限らず、ツアーの日程によってその料金は随分違います。
土日を挟んでも料金は高くなりますが、7月20日あたりを境にさらに急に跳ね上がります。もちろん一番高くなるのは8月のお盆の前後ですね。
例えば2017年の2017年るるぶトラベルのパンフレットによると、オキナワマリオットリゾート&スパに宿泊する2泊3日のツアーは、7月20日金曜日出発で2名1部屋の場合1名あたり109,800円のところが、7月6日金曜日出発になると87,800円と2万円以上も安くあげられます。
もう一つ7月に沖縄旅行をオススメする理由があります。
それは台風がくる可能性が低いということです。
夏になると、太平洋の南の方では本土には影響しないようなものも含めて台風が発生します。
7月はその発生そのものが少ないことや、発生しても太平洋のはるか南あたりをうろうろしているだけで北上せず、大きな台風に発達することが少ないことから、7月の沖縄は台風に影響されることが少ないのです
8月から9月にはたくさんの台風が発生し、また大きく発達します。
沖縄はこの時期の台風の通り道です。その時期に沖縄旅行を計画しても、東京は真夏でドピーカン、沖縄では暴風雨ということもあります。
また、沖縄に滞在している間に台風が接近し、飛行機が欠航になって帰れないということも起こります。
9月も8月に比べてツアー料金は低めですし、9月のシルバーウィークなども休みが取りやすくて良さそうですが、台風のリスクには注意が必要です。
このような理由で、沖縄旅行は6月末の沖縄の梅雨明けから7月の学生さんたちの夏休みが始まる前を強くオススメします。
短期間でも効率的に回れるオススメの沖縄本島観光ルート
7月の夏休み前と言われてもそんなに長く休めないし・・・という声が聞こえてくるようです。
安心してください。
沖縄本島であれば2泊3日でも十分楽しめます。
最近流行りの働き方改革をたてに金曜日か月曜日に1日だけでも有給休暇をもらい、3日の休みを作りましょう。
コレで大丈夫です。
沖縄本島の定番観光スポットといえば次の5つが有名ですね。
①首里城
②那覇市内
③東海岸のドライブと見どころ(残波岬など)
④美ら海水族館
⑤ブセナ海中公園
東京の羽田空港から沖縄の那覇空港までは飛行機でおよそ3時間弱ですから、朝早く東京を出発すればお昼前には那覇に着きます。
そして、2日後の夕方以降の飛行機で東京に戻ることにすれば丸2日ほどの時間があります。
やはり沖縄本島を観光する場合はレンタカーがあると便利ですので、レンタカーを借りることを前提にしてプランを練ってみましょう。
まず、それぞれの日の午前、午後を一つのブロックとし、那覇到着当日午後、2日目午前、午後、3日目午前、午後の合計5つのブロックを考えます。
それぞれのブロックに5つの観光スポットを割り当てれば、駆け足にはなりますが、ちょうど2泊3日の沖縄観光プランが出来上がります。
例えば次のような順番で回れば効率的に回ることができます。
1日目
午後 空港到着後③東海岸をドライブしながら北部のリゾートに宿泊
2日目
午前 北部のリゾートから近い④美ら海水族館
午後 ⑤ブセナ海中公園や、東海岸で見損なったものを見ながら那覇市内へ向かい、宿泊
3日目
午前 ②那覇市内の散策やお土産などを調達
午後 ③首里城見学後夕方那覇空港へ、その後帰路
まとめ
沖縄の梅雨明けは本土に比べて3週間ほど早く、平年は本土がまだ梅雨の真っ只中という6月中には梅雨は明けてしまいます。
この沖縄の梅雨明けから、学生さんが夏休みに入るまでの約3週間ほどがオススメの沖縄観光のタイミングです。
この時期はツアーの料金が安いだけではなく、8月や9月になるとリスクが増える台風の影響を受ける可能性が低いことも大きな魅力です。
夏休みに沖縄観光を考えているのであれば、みんなよりちょっとだけ早めに休みをもらって、沖縄の梅雨明けを目掛けて出かけてみましょう。
沖縄本島であれば2泊3日でも十分に楽しめると思いますよ。
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