父の日のプレゼントにもおすすめ!贈ると喜ばれるコーヒーの選び方

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6月第3日曜日は父の日ですね。
日頃お世話になっているお父さんですが、なかなか感謝の気持ちを伝える機会はありませんね。
5月の母の日ほどの盛り上がりがないのは残念ですが、父の日はいいチャンスです。
ありがとうの一言を添えて、ちょっとしたものを贈ってみませんか。
最近ではコンビニなどでもおいしいコーヒーが飲めるようになり、家でもドリップでコーヒーを淹れているお父さんも増えています。
そんなお父さんへは、今年の父の日のプレゼントにはコーヒーを送りませんか。
お父さんへのプレゼントにおすすめのコーヒーの選び方をご紹介します。
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Contents
こだわりのお父さんにおすすめのコーヒーはまず酸味と苦味のバランスで決まる
コーヒーはお酒と同じように人によって好みが分かれる飲み物です。
おすすめのコーヒーといっても、それが必ずお父さんの好みにぴったりかどうかはわかりません。
普段お父さんの飲んでいるコーヒーがどんなコーヒーかがわかると良いヒントになります。
コーヒーの好き嫌いを一番左右するのは「苦味」と「酸味」のバランスです。
「コーヒーに酸味?」と思った方もいるかもしれませんが、苦い飲み物というイメージの強いコーヒーですが、実際には結構酸味のあるコーヒーもたくさんあるのです。
酸味と苦味のバランスには焙煎度合が一番重要
そしてこの苦味と酸味のバランスに一番大きな影響を与えるのは、実はコーヒーの産地ではなくコーヒーの焼き具合です。
みなさんが街で目にするコーヒーは、コーヒーの生豆を加熱して煎った「焙煎豆」です。この焙煎の時の時間や温度によって酸味と苦味のバランスが決まります。
長い時間をかけて焙煎すると色が濃くなり、苦味が強く、酸味の弱いコーヒーになります。
逆に焙煎時間を短くすると色は薄く、酸味が強いコーヒーになります。
コーヒーの産地や品種によっては、同じように焙煎しても酸味の強いものや、苦味の強いものがありますが、品種(産地ではありません)が同じであれば産地による違いは、焙煎度合で作られる味の違いに比べれば小さいものです。
コーヒーの焙煎は8段階ある
焙煎度合は業界ではほぼ次のように決まっています。
以下のように焙煎度合の少ない(浅い)順に8段階で表すことが多いです。
ただし、厳密なものではなく、各コーヒーメーカーによって独自の決め方をしているようです。
ライトロースト
シナモンロースト
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
フルシティロースト
フレンチロースト
イタリアンロースト
この8段階のうちライトとシナモンはかなり焙煎度合が少なく(浅く)、非常に酸味が強くなります。お父さんが非常に酸味の強いコーヒーが好きな場合以外は避けたほうが無難です。
また、フレンチとイタリアンもかなり深い焙煎で苦味が強く、アイスコーヒーやエスプレッソに使われることが多い焙煎度合です。普通に家でドリップでコーヒーを飲む場合にはあまり一般的ではありません。
酸味と苦味のバランスに加えて味と香りの特徴を作るのが品種と産地
焙煎度合が酸味と苦味のバランスに一番大きな影響を与えると言いましたが、「それじゃ、世の中にあるいろんな国にコーヒーはみんないっしょなの?」という声が聞こえそうです。
まず品種ですが、世界のコーヒーの品種は大きく分けると2種類しかありません。
アラビカ種とカネフォラ種です。
この二つを比べるとアラビカ種は酸味が強めで花のような華やかな香りやナッツのような香りが特徴です。
一方カネフォラ種は酸味が弱く、少し麦茶のような香りが特徴です。
また、同じ品種でも作られている国によって味と香りの特徴が少しずつ違います。
同じアラビカ種でもコロンビア、ケニヤ、エチオピアなどで作られるコーヒーは酸味が強めです。一方でブラジルのアラビカ種のコーヒーは酸味が弱い傾向にあります。
このような品種と産地によるコーヒーをブレンドすることによって、豆の特徴を組み合わせて、さまざまな味と香りの特徴を作り出すのです。
なお、カネフォラ種のコーヒーは苦味の調整などの目的でブレンドされて使われることが多く、単独の豆ではあまり手に入りません。一般的に売られているコーヒー豆の大部分はアラビカと考えて良いでしょう。
お父さんの好みに合うコーヒーはこれ
さて、コーヒーの焙煎度合と品種と産地の特徴を踏まえて、お父さんにどんなコーヒーが好きなのか聞いてみましょう。
酸味があるのが好きと答えたお父さんへおすすめのコーヒーは①です
酸味はちょっと苦手と答えた場合には②を見てください。
① 酸味が好きと答えたお父さんには
焙煎度合はミディアムからハイローストという程度がおすすめです。
そして、産地はコロンビア、ケニヤ、エチオピア産のコーヒーがたくさんブレンドされているものがおススメです。
②酸味は苦手と答えたお父さんには
焙煎度合はシティからフルシティローストがおススメです。
産地としては、ブラジル、インドネシアがたくさんブレンドされているものならば、酸味が更に抑えられています。
一般的に日本人は酸味の強いコーヒーが苦手な人が多く、実際にデパートなどのコーヒー豆の専門店では、シティからフルシティでローストした、色々な産地やそのブレンドの豆が多く売られています。
まとめ
コーヒーの味や香りはコロンビアやブラジルといった産地の違いだけでなく、コーヒーの豆を煎る(焙煎)の度合いによって大きく左右されます。
焙煎が浅い=色が薄い茶色で焙煎を止めると、酸味が強く苦みの弱いコーヒーになります。
逆に焙煎の深い=色の濃い茶色まで焙煎が進むと、酸味が弱く苦味の強いコーヒーになります。
このような焙煎度合の違いに、コーヒーの品種と産地の特徴を組み合わせていろいろな味や香りの特徴のあるブレンドを作るわけです。
コーヒー好きのお父さんはどんなコーヒーが好きなのか、酸味の強いコーヒーが好きなのか、いや酸味はちょと苦手で苦味の効いたコーヒーが好きなのかを聞き出して、ご紹介した焙煎の度合いと産地を参考にコーヒー豆を選んでみませんか。
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