コペンハーゲン観光は何日必要?オススメのモデルコースはこれ!

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北欧の玄関口であるデンマークの首都コペンハーゲン。
人魚姫の像があることは誰でも知っている割には、日本からの直行便がないなどの理由でなかなか行くチャンスがない街ではないでしょうか。
でも、コペンハーゲンは観光スポットが街の中心に集まっており、短時間で効率的に北欧の建物や文化に触れることのできるオススメの街です。
コペンハーゲンの主な観光スポットだけを巡るのであれば1日半くらいあればOKです。
主な観光スポットと、それらをほぼ徒歩で回れるオススメのモデルコースをご紹介します。
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Contents
コペンハーゲン観光おすすめモデルコース
コペンハーゲン市内の主な観光スポットは次の10箇所です。
1.アンデルセンの像
2.市役所 中も見学できます。
3.人魚姫 一番の観光スポット
4.ゲフィオンの泉 ゲフィオンは北欧神話の女神の一人でコペンハーゲンの土地の伝説になっています。
5.アマリエンボー宮殿 衛兵交代 12時から
6.フェデリクス教会 ドームの上まで登るとコペンハーゲンの市内が一望できます。
7.デザインミュージアム 北欧デザインがじっくり見られます。カフェやお土産屋さんもあります。
8.ニューハウン観光 運河クルーズの発着所があります。
9.ローゼンホー宮殿 1634年クリスチャン4世がたてた夏の離宮
10.チボリ公園 アトラクションやグルメが楽しめるスポット
地図でそれぞれの観光スポットの位置をみてみましょう。
どこも近いところにあるのがわかります。
一番北にある人魚姫の像から、一番南にあるチボリ公園までは3kmほどしかありません。
ですから、基本徒歩が最も効率的な移動手段といえます。
ではこれらの観光スポットはどんな順番で回るといいのでしょうか?
これからご紹介するコースは実際に私が1日でこれら10箇所の観光スポットを回ったルートです。
1.アンデルセンの像
宿泊する場所によってスタートするところが変わります。
市街の南の方、中央駅や市役所の近くに泊まることをオススメします。
アンデルセンの像は、市役所の建物の南側にありますので、すぐにわかります。
午前中でも遅くなると一緒に写真に収まろうという観光客がどんどん増えてきます。
朝一番、混み合う前に、まずアンデルセンさんと一緒に記念写真を撮るためには、この付近のホテルに宿泊する方が効率的ですね。
2.市役所
市役所は朝早くから見学できます。
人気は高い時計台が特徴的ないかにも北欧といった感じの豪華な建物です。
中では色々な行事を行うホールや部屋を見学することができます。
市役所を見学した後、すぐ近くの中央駅から電車に乗って、二つ目の駅”エステルポート駅”(Osterport)まで行き、そこから歩いて15分ほどで人魚姫の像に着きます。
3.人形姫の像
「コペンハーゲンといえば人魚姫」というくらい有名な像ですね。
一説によるとシンガポールのマーライオン、ベルギーのブラッセルの小便小僧と並んで世界三大がっかりと言われていますが、百聞は一見にしかず、自分の目で観ておきましょう。
私も実際に見るまでわからなかったのですが、この人魚姫には足があります。足先だけがヒレになっているのです。知ってました?
4.ゲフィオンの泉
人魚姫の像から南に少し歩くと教会の高い塔とともに見えてくる噴水があります。
ゲフィオンの泉です。
牛に鞭を打つ女神ゲフィオンの像が噴水の中にあり、水しぶきをあげています。
昔、スウェーデン王が女神ゲフィオンに「一晩で耕せるだけの土地を与える」と約束、女神ゲフィオンは自分の息子4人を牛に変えて必死に耕し、その結果、スウェーデン領土だった島(コペンハーゲンのあるシェラン島)を得たという伝説があります。
5.デザイン博物館
ゲフィオンの泉からさらに南に進むと、左手にデザイン博物館があります。
あまり博物館らしくない門構えなので見落とさないようにしてください。
ここででは有名な北欧デザインの家具やインテリアがたくさん展示されており、自分の部屋のインテリアコーディネートに大変参考になります。
次に訪れるアマリエンボー宮殿では正午に衛兵交代が観られます。
この博物館で時間の調整をするか、アマリエンボー宮殿の近くにあるフレデリクス教会に立ち寄るかして、ちょうど正午にアマリエンボー宮殿に着くようにしましょう。
6.フレデリクス教会
季節によっては教会のドームの一番てっぺんまで登れます。
登れない時期もあるので表示に注意してください。
ドームの上からはコペンハーゲンの街が一望できます。あまり高い建物がないコペンハーゲンでは一番景色がいいところです。
7.アマリエンボー宮殿
デザイン博物館のさらに南にはアマリエンボー宮殿があります。
衛兵交代はアマリエンボー宮殿で正午から行われますが、ガイドブックを見ても
衛兵がどこから出てきてどうやって交代するのか、どこで見るといいのかが書いてありませんが、
衛兵交代は宮殿広場の周りに立っている4つの大きな建物のうち広場の南西にある建物の前で行われます。
8.ニューハウン
ニューハウンはデンマーク語で「新しい港」という意味で、運河観光クルーズなどの船の発着場所です。
アマリエンボー宮殿で衛兵交代を観た後は、シーフードレストランがひしめくニューハウンでお昼にしましょう。
運河沿いはほとんどがレストランです。
天気が良ければ屋外の席も気持ちがいいですね。
ただし、コペンハーゲンに限らず北欧は意外にたばこを吸う人が多く、
屋外の席は禁煙ではないので、たばこの煙の苦手な人は注意が必要です。
腹ごしらえが終わったらいよいよお待ちかねの運河観光クルーズです。
クルーズ時間の異なるコースがいくつかありますが、おすすめは、およそ60分のツアーで、人魚姫や、ヨットがずらりと並ぶ運河など、水上からコペンハーゲンの美しい建物や景色を楽しむことができます。
運河クルーズはニューハウンを出発し、オペラハウスや海軍の施設、コペンハーゲンらしいきれいな建物の間を通っていきます。
途中人魚姫のそばまで行きますが、人魚姫は陸のほうを向いているので、船からだと背中しか見えません。
でも人魚姫の髪の毛の長さは後ろからしかわかりませんので、船からチェックしてみるのも楽しいです。
船は出発したニューハウンに戻ってきます。
9.ローゼンボー宮殿
ローゼンボー宮殿は二つの高い塔が特徴的な美しい建物です。
1634年クリスチャン4世がたてた夏の離宮です。
ニューハウンからローゼンボー宮殿までは少し距離があり、朝から歩いてきて疲れが溜まっているところで、ちょっときついかもしれませんが、15分ほどですので、町並みを見ながら歩きましょう。
10.チボリ公園
最後はチボリ公園です。
朝スタートした市役所の向かい側になります。
世界で最も古い遊園地とも言われているようです。アトラクションやグルメが楽しめるスポットです。チボリ公園は夜遅くまで開いていますし、レストランもありますので、一旦ホテルに戻って休憩して、夕方からゆっくり行くのもオススメです。
まとめ
ここでご紹介した観光スポットの他には”ストロイエ”という通りもおすすめです。
この通り沿いには、北欧インテリアやグッズのディスプレーが大変お洒落な”Illums Bolighus”というデパートや、誰でも知っているロイヤルコペンハーゲンの本店があります。
お土産やショッピングはこの辺りで済ませるのがおすすめです。
このようにコペンハーゲンは、1日から1日半で主な観光スポットは一通り巡ることができます。
北欧の他の国や、オランダなどを訪れる時にはコペンハーゲンでプラス1泊して、インテリアに代表される北欧の文化に触れてみてはいかがでしょう。
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