吉祥寺で初詣に行くならここ。武蔵野八幡宮への行き方と混雑具合。

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東京の住みたい街ランキングでいつも上位の吉祥寺。
東京に住んでいない人でも街の名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
井の頭公園やハーモニカ横丁(通称ハモニカ横丁)で有名な活気のある街です。
吉祥寺やその周辺の杉並区や三鷹市など住んでいる人たちがお正月に初詣に行くとなると結構悩みます。
全国的に有名な明治神宮のある原宿駅までは30分ほどでいけますが、何せものすごい人です。
そこで・・・・
吉祥寺にある武蔵野八幡宮の紹介をします。
この神社は歴史のある由緒正しい八幡様です。
初詣は、有名な大きなお宮さんへお参りするのもいいですが、近くで見守ってくれている近所の氏神様に出かけてみませんか。
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吉祥寺の初詣スポット武蔵野八幡宮への行き方
武蔵野八幡宮は武蔵野市東町にあります。JRと京王井の頭線の吉祥寺駅で下車し北口に出ます。
目の前に「サンロード」というアーケード街があります。
入り口には吉祥寺の名前にちなみ、吉祥天と思われる(?)イラストが掲げられています。(お正月は「迎春」というサインが掲げられています)
このサンロードを北に向かってアーケードが終わるところまで約8分歩くと、五日市街道という大きな道に出ます。
この五日市街道を西(左)に150mほど歩くと次の信号が、八幡宮前交差点。その右側の角にあるのが武蔵野八幡宮です。
小さい子供やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に行く場合はクルマが便利ですね。
でも残念ながらお宮さんには駐車場はありません。
クルマで行く場合は、吉祥寺駅周辺パーキングに停めて歩くことになりますが、元旦はほとんどのお店は閉まっているので、百貨店のパーキングは使えません。
一番近い大きなパーキングは「吉祥寺パーキングプラザ」というパーキングビルです。
五日市街道と吉祥寺通りの交差点にあるので、ここに駐車できれば武蔵野八幡宮までは5分かかりません。
ここは年中無休ですので、元旦でも駐車できます。
あとはタイムズ21などのコインパークが点在しています。
武蔵野八幡宮は吉祥寺駅から北に向かって徒歩10分ほどのところにあるので、どうせクルマを停めてから少し歩くなら、お宮さんよりさらに北のコインパークを探すのも手です。
吉祥寺の武蔵野八幡宮 初詣の混雑は
明治神宮のようなメジャーなお宮さんではありませんが、やはり武蔵野八幡宮もそれなりに混みます。
特に元旦は、みなさん朝はゆっくりおせちとお屠蘇を楽しんだ後、「初詣でも行くか!」と言って出かけるのでしょうか、午後から混んできます。
大きな神社の場合、行列を作ってもその列の幅が広く、お参りする時もこの列のまま横に並んでいる人は一緒にお参りします。
神殿に登る階段の幅をいっぱいに使って、できるだけ多くの人が一度にお参りできるように並ぶので、結構速く進みます。
この武蔵野八幡宮は境内に入ってから4列に並ぶように案内されます。そしてその列をキープしたまま階段を登ってお参りします。
神社の鳥居を出るともうそこは五日市街道の歩道です。その歩道に横に広がって並べませんので、列は長くなります。
混んでいる時には神社の入り口からアーケード街の「サンロード」近くまで列が伸びることもありました。
ただし、五日市街道沿いの歩道をサンロードの方に並ぶと、消防署の前に行列ができるので、今は行列は境内に向かって左側に回り、吉祥寺通り沿いに北向きに行列を作るように案内されています。
1月2日には東急百貨店吉祥寺店やパルコなども初売りを始めるので、ショッピングのついでに初詣をしようという人が増え、やはり混雑しています。
3日になればだいぶ空いてきます。列も神社の外までは伸びず、入り口の鳥居あたりまででおさまります。
これくらいの人になれば並んでいる時間も30分から1時間程度になります。
吉祥寺の武蔵野八幡宮は歴史ある神社だった
吉祥寺の歴史と八幡様は切っても切れない関係があります。
そもそも吉祥寺という街は今のところにはありませんでした。
江戸時代に今の水道橋辺りに、諏訪山吉祥寺というお寺がありました。
ところが、1657年(明暦3年)に起こった明暦の大火と、翌年明暦4年に起こった吉祥寺大火によって、吉祥寺は焼失し、その門前に住んでいた人たちも焼け出されてしました。
吉祥寺というお寺自体は今は文京区駒込にありますが、これはその大火事の後に移設されたものです。
そして吉祥寺の門前町に住んでいた人たちは、目の前を流れる神田川の源流、井の頭の辺りに集団移住することになりました。
集団移住は、寛文年間(1661〜1672年)に行われ、吉祥寺の門前町に住んでいた人たちは「吉祥寺」という名前を後世に伝えるために、移住した場所を「吉祥寺村」と名付けたと言われています。
ですから今の吉祥寺という街には「吉祥寺」というお寺はありません。
そして、吉祥寺の門前町の人たちが移住したときには氏神様も一緒に移転しました。
それが吉祥寺の鎮守、現在の武蔵野八幡宮です。
ですからこの武蔵野八幡宮はざっと350年もの歴史があることになります。
祀られている神様はいわゆる八幡三神と呼ばれる3柱の神様です。
主祭神は、誉田別尊(ほむたわけのみこと=応神天皇)弓矢の神様として有名で、武家社会から信仰を集めていた。
比売神(ひめがみ)祀られている神様と関係の深い三柱の女神。
大帯比賣命(おおたらしひめのみこと=神功皇后)応神天皇の母と言われており、やはり武家社会から信仰を集めていた。
3柱のうち2柱(比売神は3柱の女神なのでそれもカウントすると5柱中4柱)は女神様ということになりますね。
ちょっとした予備知識を持ってお参りすると、なんだかご利益もパワーアップするような気がしませんか?
また、この八幡様は吉祥寺七福神の一つ「大国様」です。
八幡様にお参りした後、武蔵野市(弁天様は三鷹市にある井の頭公園内にあります)に点在する七福神、武蔵野吉祥七福神を巡るのも楽しいです。
他の七福神とお寺は次の通りです。
延命寺(毘沙門天、寿老人)、杵築大社(恵比須神)、大盛寺(井の頭弁財天)、大法寺(福禄寿)、安養寺(布袋尊)
武蔵野吉祥七福神巡りはこちらを参考にしてください。
吉祥寺でお正月の初詣に武蔵野七福神をめぐるときのご利益と回り方は
まとめ
吉祥寺にある武蔵野八幡宮。歴史ある由緒正しい吉祥寺の氏神様です。
新型コロナウイルス感染拡大で、今年のお正月は静かに過ごしましょうと言われています。明治神宮や川崎大師などのメジャーな寺社ほどではなくても、いつものお正月はかなり混雑しているので、初詣にいく場合は混雑の様子を見ながら、そして三ヶ日がすぎてからお参りに出かけることも考えてはいかがでしょうか。
また、1月2日以降であればお店もオープンしていますが、感染防止対策をしっかり取ってショッピングを楽しんでください。
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