これで安心、海外のレストランで使える簡単実践英語6つのポイント

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現地の美味しいものを食べるのは海外旅行の大きな楽しみの一つですね。
現地のレストランへ行く際には、宿泊先のコンシェルジュやフロントの人に教えてもらったり、ネットで調べたりして、予約してから行くほうが安心です。
海外旅行でおいしいレストランの見つけ方と予約で使う英語はこれでOK
いよいよ予約しておいたレストランに行く時間になりました。
どんなところなんだろうか?美味しいかな?景色はどうだろうか?
でも、海外のレストランに行く時って、期待と同時に英語を使わないといけないというプレッシャーがありませんか?
そんな時に覚えておきたい英語とその使い方の6つのポイントをお伝えします。
どんなところに注意して、どういった英語を覚えておけばいいのかを知っておけば、美味しく楽しく食事をすることができます。
レストランに着いた時、着席した時、オーダーをする時、食事中、食事をすませ、会計をし、チップを払うまで、お店の人たちとのコミュニケーションとそれに使う英語をおさらいしておきましょう。
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Contents
海外のレストランに着いたらなんて言う?
予約したレストランに着いた時、英語だと意外になんて切り出したらいいのか分からなくなってしまいませんか?
日本ではどういいますか?
「7時に予約した山田ですけど・・・」
と言いますよね。
では、海外のレストランではどうすればいいのでしょうか。
レストランに着いたら、にっこり笑って
「こんばんは。山田と言いますが」 あなた:”I have a reservation for two at 7.” 「7時に2人で予約したのですが」
これでバッチリです。
欧米ではレストランに入って最初に挨拶してくる人はテーブルを決める権限のあるえらい人です。ウエイターやウエイトレスより給料も高い人です。
窓際の静かな席に案内されるか、厨房に近くてウエイターがしょっちゅう出入りする騒がしい席に案内されるかは、この人の采配です。
できるだけ好印象を持ってもらい、いい席につきたいですよね。
最初の一言が大事です。
にこやかに、堂々とはっきりと大きな声で言いましょう。
もし、騒がしい席に案内されたら、ダメもとで聞いてみましょう。
「窓際の席にしてもらえませんか?」 または あなた:”Could we get a table in a quieter area?” 「もう少し静かな所はありませんか?」
いい席にしてもらえれば、
“Thank you.”
席を変えてもらえなくても、
“It’s OK.”
と言って、料理に集中して楽しみましょう!
海外のレストランのウエイトレス、ウエイターとの英語での会話
席に着いたら担当のウエイターかウエイトレスがやって来ます。
席に案内してくれた人とは違う人です。
注意しなければならないのは、ウエイトレスやウエイターの担当するテーブルは決まっているということです。
日本ではウエイターやウエイトレスは誰に声をかけてもサービスをしてくれますが、欧米では基本的にはこれはありません。
これはチップを渡すという習慣と密接な関係があります。
特にアメリカでは、ウエイターウエイトレスやウエイターは、チップをもらうことが前提となった給料しかもらっていません。
担当のテーブルでそのお客さんに対してしたサービスに対してチップをもらうということです。
これが、ウエイトレスやウエイターがやたらに愛想がいい理由です。
ですから、「水が欲しい」とか、「追加のお酒が欲しい」とかいうときには、必ずそのテーブル担当のウエイトレス、ウエイターにお願いししょう。
日本人から見れば、過剰にフレンドリーでかつテンションが高いです。
とムダに元気に声をかけて来ます。
ここは、
「なんだこのテンションは!?」
と言わずににっこり笑って
とか、
どこか観光地をめぐって楽しかったのであれば、
「そんなことこのウエイトレスには関係ないじゃないか?」と思わずに
「メトロポリタン美術館に行ったんだ。よかったよ。」
というくらい愛想よく答えてあげましょう。
その後のサービスにも影響しますから。
海外のレストランで、英語でどうやってオーダーする?
飲み物のオーダーの仕方
さて、挨拶が済んだところで、オーダーとなります。
まず聞かれるのが飲み物です。
ほとんどの場合こう聞かれます。
「飲みものは何にしますか?」
メニューを見る時間も与えてくれないことが本当に多いです。
アメリカ人は店に入る前から何を飲みたいのか決まってるのではないかと思うくらいです。
日本と同じでとりあえずビールというのも簡単でいいですね。
さてどう言って注文しましょうか?
「ビールお願いします」
もちろんこれでもいいのですが、
飲み物以外でも使える便利な表現を覚えておきましょう。
それは
です。
I’ll は I will の省略形です。
ビールが欲しいなら
でOKです。
Please を付けて
だとより丁寧になります。
食べ物のオーダーの仕方
ビールが運ばれてくる間に食べるものを決めましょう。
欧米のレストランのメニューは
前菜
メイン
の順番に書かれています。
日本人にとっては量が多いお店が多いとはいえ、初めてのお店では要領がわからず、ついたくさん注文してしまい、残してしまうことも多いのではないでしょうか。
何人かで食べる場合は、遠慮せずにシェアすることを前提に、かつ少なめに注文した方が無難ですね。
例えば、前菜はそれぞれのぶんを注文し、メインはシェアするというのもアリです。
前菜やメインのオーダーも同じ英語表現です。
そうです
です。
感覚的には英語は日本語に比べてぞんざい感じがするかもしれませんが、実はこの辺りは日本語より丁寧な表現でコミュニケーションをするのです。
日本では、もしあなたがシーザーサラダが食べたい場合、1人だと「シーザーサラダ」と料理の名前だけ言ったり、せいぜい「シーザーサラダください」と言うくらいでしょう。
英語の場合、日本語のように注文する料理に名前だけを言うのは、マクドナルドのようなファーストフードぐらいで、ウエイトレスやウエイターがいるレストランではあまり聞きません。
シーザーサラダが食べたいなら
ローストした豚肉が食べたいなら
となります。
ちなみにマクドナルドなら、
「チーズバーガーとコーラください」
でOKです。
食事中も英語は必要です
オーダーした料理が運ばれ、あなたの前に置かれました。
さてなんと言いますか?
“Thank you” と言いましょう。
日本では料理を運んできたウエイター、ウエイトレスに「ありがとう」と言う人はそれほど多くないのではないでしょうか?
欧米では日本人にいる時よりありがとうをたくさん聞くような気がします。
日本人同士は以心伝心という言葉でわかるように、お互いに全てを話さなくても理解し合えるという文化がありますが、海外ではこれは通じません。
気持ちはちゃんといちいち伝える必要があります。
おいしく食事をしていると必ず、ウエイトレス、ウエイターがやってきて、
とか “Everything is Okay?” 「全て大丈夫ですか?」
と聞いてきます。
日本では邪魔をされずに食事をお楽しんでもらいたい、それが一番のおもてなしだと思っているので、ウエイトレス、ウエイターは食事中には声をかけません。
慣れないと本当にうっとうしいですが、これもまたチップ制度と深い関係があります。
ウエイトレスやウエイターはチップがたくさん欲しいので一生懸命サービスをします。
自分の担当したお客さんが何か追加でオーダーしたいと思っているかもしれないとか、ケチャップが足りないと思っているかもしれないととか色々と気を使って、「大丈夫ですか?」と声をかけるのです。
食事中に声をかけられても嫌な顔せずに、そういう習慣なんだと割り切って、
「大丈夫です」
「グッドです」
「おいしいです」
などと答えるようにしましょう。
日本でのようにうなずくだけとか、よくわからないからといって無視をするのはやめましょう。
もちろん何か問題があったり、追加で何か頼みたい時にはすかさずお願いしましょう。
海外レストランでの会計の仕方
おいしく食べ終わってそろそろホテルに帰る時間になってきました。
欧米のレストランでは、日本のように入り口のそばのレジでお勘定をするところはまず見かけません。ほとんどの場合、テーブルでの支払いとなります。
いくらか書かれた伝票をもらって、お勘定をしたい時、どんな英語を使ったらいいのでしょうか?
アメリカの場合とイギリス(ヨーロッパ)の場合では少し違います。
まずアメリカ
日本でもホテルで宿泊後会計をする時にはチェックアウト(check out) お願いしますと言いますね。
その”check”です。
次にイギリスや、ヨーロッパのようにイギリス英語が一般的なところでは
このbillというのは「伝票」という意味です。
訳すと「伝票お願いします」となります。
担当のウエイトレスやウエイトレスが伝票を持ってきます。
多くの場合、日本と同じようにオーダーした物と値段が書かれていますので、必ず自分が食べたものかどうか確認しましょう。
海外のレストランでのチップの渡し方
さて、もらった伝票にしたがって支払いをするのですが、この際に厄介なのがチップですね。
これだけ多くの人が海外に行く時代になっても、まだ様々な旅行ガイドブックなどで取り上げられている面倒な問題です。
このチップ制度も国によって様々なようですので、残念ながら「こうすれば世界中どこへ行っても絶対大丈夫」ということはありません。また、訪れるレストランによっても違いがあります。
まずは伝票をよく見てサービス料が含まれていないかどうかチェックしましょう。
アメリカでは多くの場合チップは含まれていませんが、特にヨーロッパのレストランの場合はサービス料が含まれていることも結構あります。
“gratuity included “や”service charge included “という項目がないかどうかチェックしましょう。
チップのことを英語では“gratuity”ということが多いですのでこの単語は覚えておきましょう。
サービス料の項目があればその額を支払えば、チップは払う必要はありません。
そう行った項目がなければ、欧米の場合はチップを支払うのが無難です。
もしサービス料が含まれているかどうかわからない時には聞いても構いません。
「これはサービス料含まれていますか?」
でもチップの習慣のない私たち日本人にとって、いくら払うのかはやはり大変難しい問題ですね。
ガイドブックによっても10%から20%とか、15%から25%とかまちまちですし、たとえば、アメリカとイギリスではチップに対する考え方が違います。
アメリカはチップはウエイトレスやウエイターの給料に一部で、「マスト」です。払わないと「払え」と言われるくらいです。
しかしイギリスでは、してもらったサービスに対する「感謝」という感覚です。本来のチップの意味に近いと考えていいと思います。したがって、もし普通のサービスで、払いたくなければ、払わなくてもアメリカのように追っかけてきて「払え」とか言われることはありません。
とはいうものの、イギリスでも日本に比べればチップをあげるかどうかの判断基準はかなり低く、少しでも感謝の気持ちがあればチップはあげた方が無難です。
アメリカではチップの金額は年々高くなってきているようです。
最近アメリカのレストランでは、伝票に食べた料理の金額の他にその金額に対して10%,12%,15%,18%,20%はそれぞれいくらになるかも計算されて書いてあるところがたくさんあります。
これはチップを払う際に計算しなくてもいいようにという心遣い(?)です。
アメリカの場合は普通のサービスと思ったら15%、少しいいサービスをしてもらったと思ったら20%というのが目安です。
一方イギリスの場合は少し少なく、10%から15%と考えておいて問題ないと思います。
クレジットカードで支払う時には伝票に”gratuity”という項目がありますから、ここにチップとして渡す金額を書いて、料理の値段とチップの金額を合計してクレジットカードと伝票を渡します。
現金の場合は、伝票に書かれている料理の値段を支払い、お釣りをもらったら、それに現金を追加してチップの金額にした上で、テーブルの上に置いて席を立ってホテルに帰りましょう。
最後に
日本でも外国人観光客を見かけることが多くなってきましたね。
私たちは一目で、または一言二言言葉を交わせば、外国人であることはわかりますね。
外国でも全く同じです。その国の人になろうと背伸びしてはいけません。言葉も文化も習慣も違うのですから。
一方で「海外では自分は外国人だから何も知らなくて当然だ」という意識から、開き直り横柄な態度をとるのの絶対にやめましょう。
自分は外国人だから、その国の習慣や文化はよく知らない。だからこそ、それに対して常に敬意を払って謙虚に接することが大切です。
要は、自分たちが日本で外国人に「こうしてほしい」と思うような振る舞いをすることです。
海外の国で、いろいろなレストランに行くことは外国の文化に触れるとても良い機会です。ファーストフードばかり行かないで現地のレストランでお店の人とのコミュニケーションも楽しみましょう。
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