海外ホテルで役立つ英語!チェックイン/チェックアウトで使う表現

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海外旅行で最も大事なことのの一つは宿泊、ホテルでの滞在ではないでしょうか。
「昼間は観光や仕事で歩き回っているのでホテルは寝るだけだからどこでもいいや」という人もいるでしょうが、やはり1日の三分の一くらいは過ごす場所です。
できれば快適に過ごしたいものです。
また、旅行会社のパッケージツアーでは申し込みの時には、ホテルはそのクラスだけが決まっていて、実際に宿泊するホテルは直前にならないと決まらないということもあり、ホテルは自分で選ぶ人も多くなっています。
個人で予約した海外のホテルに宿泊する場合は、パッケージツアーとは違って、ホテルの人とコミュニケーションしなければならない場面がいろいろとあります。
ちょっと大変かなと思うかもしれませんが、それも海外旅行の楽しみの一部だと思ってエンジョイしてしまいましょう。
海外のホテルへのチェックインからチェックアウトまで、英語でコミュニケーションするための表現とコツをご紹介します。
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Contents
海外のホテルでチェックインで使う英語
自分で海外のホテル予約サイト経由などで予約をしたホテルに到着しました。
ちゃんと予約できてるかなあ・・・
どんな部屋なんだろうか・・・・
ちょっと緊張の瞬間です。
フロントデスクに向かいますが、さあ英語でなんと言って切り出したらいいのでしょうか。
世界中どこへ行っても、大きな荷物を持ってフロントに近づいてくる人の目的は「チェックイン」しかありません。
そう、安心してください。絶対に間違えられることはありません。
あなた:”Check in, please. My name is YAMADA”
「チェックインをお願いします。山田です。」
ちょっとカッコつけたかったら、
“My name is Yamada.I have a reservation for 2 nights. ”
「山田ですが、2泊で予約したのですが。」
あとは住所や名前を記入させられるのは日本と同じですが、身分証明書としてパスポートの提示を求められることが多いと思います。
フロントの人が
「パスポートを見せていただけますか?」
などと話しかけます。
よくわからなくても、”passport”という言葉が聞こえたらパスポートを見せる準備をしてください。
宿泊後チェックアウト時に支払いをするのが普通ですが、万一踏み倒して逃げられると困るので、現金でデポジット(預入金)を払ったり、クレジットカードの情報を記録するために提示を求められたりします。
「クレジットカードをお願いします。」
と言われたりしますが、これは、このときに支払いをするのではありませんが、クレジットカードを渡してください。
フロントに人は画面を見ながらあなたの予約した部屋の広さや設備、グレードと値段を見ながら、どの部屋にするか考えます。
旅慣れた人はここですかさず自分の希望を言っちゃいます。
例えば、
「上の方の階がいいのですが」
(多くの場合上層階の方が眺めがいい場合が多く、値段が高いのでどこまで対応してくれるかはその時の空室の状況によります)
「エレベーターの近くの部屋がいいのですが」
(これは大きなホテルになるとエレベーターから部屋まで歩く距離がバカにならず、朝食をとるためにレストランに行ったり、ジムに行ったりする時に面倒だという人も結構いるためです)
大きなホテルだとクラブがあって夜遅くまで演奏していてやかましい場合もあります。
静かに休みたいときは
「静かな部屋をお願いします。」
これで部屋のキーをもらったらあとは部屋に行くだけですが、その際にベルボーイが部屋まで荷物を持って行くぞと待ち構えていることがあります。
日本人にとって自分で荷物を部屋まで持って行くのは基本動作ですし、部屋まで持ってきてもらったら、あの面倒くさいチップがいります。
荷物もそんなにたくさんないし、できることなら丁重にお断りして自分で運びたいときもあるでしょう。
そんな時は
”I can take care of my luggage.”
「荷物は自分で運べます。」
といってベルボーイを断って構いません。
もちろん荷物がたくさんあって、もうホテルに着いた時にはぐったりしていて、とにかく「荷物運んで!!」というときもあるでしょう。
そんなときはベルボーイの申し出は快く受けて、部屋まで運んでもらい、荷物を置いてもらった後にチップをはずんであげましょう。
金額はアメリカの基準だと荷物1つにつき1ドルです。
海外ホテルでは要望は言ったもん勝ち。泣き寝入りはやめよう!
部屋に入ったあと、まず何か問題がないかチェックしましょう。
オーシャンビューと予約したのに海が見えないなどということはないか?
2ベッドとお願いしたのにベッドが1つしかないなどということはないか?
などなど、予約時やフロントで言われたことと同じかどうかをチェックします。
もし違っていたり、なにか気に入らないことがあれば、遠慮せずにフロントにクレームを入れましょう!
英語に自信がないからという理由で「まあいいや。我慢できる範囲だし・・。」などと泣き寝入りをしてはいけません。
ここが日本と欧米の文化の差です。
約束が違ったり、不具合があったりした時にははっきりとフィードバックして、自分の予定した旅行ができるように頑張りましょう!
そんなときは電話でもいいのですが、電話だと伝わらないという心配もあるでしょう。
とりあえずフロントに出かけて行って直接話すことをお勧めします。
一対一で話せばなんとか向こうもこっちが何がまずいと思っているのかわかってくれるはずです。
例えば
「オーシャンビューの部屋を予約したのですが・・・」
“I have booked a two queen bed room.”
「ツインベッドの部屋を予約したはずですが・・・」
と行った感じです。
頑張りましょう。
海外ホテルでチェックアウトのときに使う英語
普通はチェックアウトの時にはほとんど英語は必要ありません。
荷物を持ってフロントに行き、鍵を渡して
「チェックアウトをお願いします。」
これだけです。
そしてクレジットカードの提示を再度求められ、サインまたは暗証番号の入力を要求されておしまいです。
でもせっかく外国に来たのですから、現地の人とちょっと言葉を交わしたいですよね。
そんな時のためのヒントを少し。
普通はチェックアウトのときフロントの人は笑顔で
「どうでしたか?(快適に過ごせましたか?)」
などと聞いてくることでしょう。
問題なければにっこり笑って
だけでもいいですが、
“It was a great view”
「素晴らしい景色だったよ」
とか
”I slept well.”
「よく眠れたよ。」
などと言ってあげましょう。
何か問題があったら面倒くさがらずにちゃんとフィードバックしてあげることもホテルにとっては必要なことです。
例えば
「シャワーの水圧が低かったよ。」
“I heard heavy noise from the next room.”
「隣の部屋がうるさかった。」
などとりあえずフィードバックしてあげましょう。
最後に
どうですか?
個人で予約した海外のホテルに宿泊するときに役に立つヒントや英語の表現、参考になりましたか?
コミュニケーションする上で英語も大切ですが、実はもっと大切なことは、要求することはきちんと要求する、決して「まあいいや」と諦めないことです。
海外旅行の大きな目的であり、楽しみでもあるのは、日本の文化と欧米の文化の違いを自分が体験することです。
このようなホテルでのちょっとした言葉のやり取りこそがまさに異文化の実体験なのです。
帰国した時に友達に話せるネタにもなりますよ。
せっかくの異文化体験のチャンスを無駄にしないようにチャレンジしてください。
おまけー海外ホテル予約サイトの使い方
個人で海外のホテルを予約するときにはインターネットを使いましょう。
ホテルズドットコム hotels.com 、 エクスペディア expedia.com 、ブッキングドットコム booking.com などのホテル予約サイトがたくさんあり、日本に居ながら世界中のホテルを日本語で予約することができます。
また最近では トリバゴ trivago のように、こういったホテル予約サイトをまとめて検索(メタサーチ)し、一番安い予約サイトを見つけてくれるサイトもあります。
ただし、一番安いといっても、為替レート換算のタイミングのズレで、数十円しか違わない場合もありますので、目星をつけたホテルについていくつかの予約サイトで口コミの内容を確認するようにしましょう。
また、2泊以上する場合は、サイトによっては一泊あたりの値段を表示するところと、トータルの値段を表示するところがあるので、表示によく注意してください。
海外ホテルの予約サイトの使い方はこちらに詳しくご紹介してあります。参考にしてください。
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