今年は厄年かも!厄払いのお祓いをするときの時期と場所と金額は?

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お正月初詣で神社などを訪れると、「今年厄年の人はいくつの人(何年生まれ)」という看板がかかっているのをよく見かけますね。
なんとなく厄年というのは聞いたことがあるけれども、自分がいつ厄年に当たるのか、厄年になったらお祓いに行ったほうがいいのか、などどうしたらいいのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
厄年にあたる年齢と厄払いのお祓いをしてもらう場所とその金額相場について紹介します。
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Contents
厄年とは何歳なのか?
まず、厄年とは何歳の年なのでしょうか。
これは女性と男性では異なります。
女性では19歳、33歳、37歳、61歳が本厄年になります。
また、男性では 25歳、42歳、61歳が本厄年となります。
そして、それぞれの本厄年の前年が前厄、翌年が後厄と呼ばれます。
これら年齢は数え年ですので注意してください。数え年の数え方はこの後で詳しく説明しますが、数え年は生まれた時が1歳、次の年になったら2歳、というように、私たちがいつも使っている満何歳という歳に一つ足した歳になります。
2019年ですと、以下のような生まれ年の人たちがそれぞれ前厄、本厄、後厄の年にあたります。
女性の場合
前厄 | 本厄 | 後厄 |
2002年 平成14年 うま |
2001年 平成13年 へび |
2000年 平成12年 たつ |
1988年 昭和63年 たつ |
1987年 昭和62年 うさぎ |
1986年 昭和61年 とら |
1984年 昭和59年 ねずみ |
1983年 昭和58年 いのしし |
1982年 昭和57年 いぬ |
1960年 昭和35年 ねずみ |
1959年 昭和34年 いのしし |
1958年 昭和33年 いぬ |
男性の場合
前厄 | 本厄 | 後厄 |
1996年 平成8年 ねずみ |
1995年 平成7年 いのしし |
1994年 平成6年 いぬ |
1979年 昭和54年 ひつじ |
1978年 昭和53年 うま |
1977年 昭和52年 へび |
1960年 昭和35年 ねずみ |
1959年 昭和34年 いのしし |
1958年 昭和33年 いぬ |
これらの中でも女性、男性、それぞれ最も気をつけたほうがよいといわれている大厄年があります。
それは女性の33歳(1987年 昭和62年生まれ)、男性の42歳(1978年 昭和53年生まれ)です。(しつこいようですが、数え年です。)
大厄年の前厄、後厄と合わせた3年間が、特にいろいろなことが起こりやすいとされ、この期間に厄払いのお祓いをしてもらう人が多いようです。
そもそも厄年とはなにか?
厄年とは、その人にとって良くないことが起こりやすいとされる「年まわり」のことです。
病気になったり、不慮の事故やにあったり、けがをしたりといった、起こってほしくないことが身の回りで起こりやすいといわれています。
女性の19歳、男性の25歳はまさしく青春の真っただ中、女性の33歳、37歳、男性の42歳はその青春時代からシニアへの過渡期にあたり、また男女61歳は還暦を過ぎたところというように、ある意味すべて人生の節目に当たる年齢が厄年といわれています。
とくに大厄といわれる女性33歳、男性42歳は、女性の場合は結婚し子育てや主婦として忙しい時期にあたり、男性の場合は仕事において責任が重くなる時期にあたります。
体力の低下に加えて、こういったストレスを受けやすい環境にさらされることが多くなってくることから、体調や健康管理に注意が必要な年齢といえそうです。
厄年の起源は陰陽道とも言われていますが、よくわかっていないこともあり、迷信として全く気にしない人も大勢います。
しかし、こういった人生の節目となる歳に、自分自身の体力や体調、健康状態を確認することは、その先の人生を健康に楽しく過ごすためにはなかなか良いことではないでしょうか。
厄年の年齢は数え年であることに注意しましょう
ここで注意いしておかなければならないことは、厄年の年齢は私たちがいつも使っている満年齢ではなく、数え年であるということです。
満年齢の場合は「オギャー」と生まれ落ちた時には「満ゼロ歳」。
1回目の誕生日が来て初めて1歳となります。つまり、1年間生きて初めて1歳という年齢に達するということです。
一方、数え年は生まれたときに1歳からスタートします。はるか昔はゼロという考え方がなかったため、この世に生を受けたその瞬間が最初の数、つまり「1」であるという考え方です。そしてその年齢は生まれた月日は関係なく毎年元旦の1月1日に一つずつ増えていきます。
たとえば12月31日に生まれた赤ちゃんは生まれた時には1歳で、翌日である翌年1月1日にはもう2歳になるということが起こります。
自分の数え年の数え方は、今の年から生まれた年を引いて1を足します。
たとえば1980年生まれの人は、2018年の誕生日がくると38歳になりますが、数え年では2018-1980+1=39で39歳です。
また、繰り返しますが、年をとるのは1月1日で、誕生日ではありません。
2018年1月1日で39歳になり、12月31日までずっと39歳、翌年2019年1月1日には40歳になります。
神社やお寺の看板などで厄年を確認する時には十分に注意しましょう。
厄払いのお祓いはいつするのか?
お正月に初詣に出かけると厄年に当たる人の年齢を書いた掲示をよく目にします。
厄年は数え年がベースになっているので、年が明けると厄年スタートしたことになります。
お正月から旧暦で暦の変わる節分までの間に厄払いをしてもらう人が多いようです。
ただし、厄払いは自分にとっての人生の節目を自覚するための儀式ともいえますから、お祓いをしてもらう気持が大切です。節分を過ぎてからお祓いをしてもらっても問題ありません。
では大安や仏滅といった六曜はどうでしょうか。
もともと厄年の起源出典も定かではないので、六曜との関係を考えてもしょうがないと思います。
ご自分の都合でお祓いを受けていただければいいと思います。
どこでお祓いをしてもらえばいいのか?
厄払いのお祓いは神社やお寺でしてもらえます。
考えてみれば、神社でもお寺でもOKというところが、厄年の起源がよくわからない証拠とも言えるのではないでしょうか。
厄除け、厄払いで有名な神社やお寺は各地にありますし、明治神宮や伊勢神宮など日本全国から多くの人がお参りに訪れるところもあります。そういったところに観光旅行を兼ねて行くのもよいでしょう。
また、近所の氏神様を祀っている神社でお祓いを受けるのもいつも見守ってくださるような感じがしていいかもしれません。
ただし、あまりにも小さな神社では神主さんが常駐していなかったり、いつでもお祓いをしていただけないこともありますので、そういった神社やお寺でお祓いをしてもらう時には、事前に確認してから出かけたほうがいいですね。
お祓いにはいくらかかる?
厄除けのお祓いをお願いするためには玉串料、初穂料といったお金が必要です。
いつもお祓いを受け付けているある程度大きな神社やお寺の場合は、その金額が書いてあるところが多いようです。
多くの場合最低の金額があり、それよりも高額になるとお祓いのときの巫女さんの舞がついたり、後にいただけるものの量と質が変わったりします。最低金額だとちゃんと厄が祓えないということはありませんので、自分の気持ちに従って払ってください。
だいたい、5,000円が相場と考えてよいと思います。もし金額の表示がなければ5,000円が目安です。
お金はのし袋や封筒に入れる必要はなく、受付で支払えば大丈夫です。
まとめ
厄年は信じる人も信じない人もいると思いますが、少なくとも長い人生の節目として自分自身を見つめなおす良いチャンスでもあります。
もし厄払いのお祓いという儀式を通じて、自身の健康や安全に気をつけてその年を過ごすという誓いを立てることができるのであれば、厄年の厄払いも悪い風習ではないかもしれませんね。
初詣に行った時には厄年の看板をちょっと気をつけて見てみましょう。
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