吉祥寺の井の頭公園でオススメの桜の撮影スポットとアクセス

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東京で住みたい街No1の吉祥寺。
都心への交通の便が良く、オシャレなお店や、昭和の香りの漂う飲食店が立ち並ぶ「ハモニカ横丁」など、商業施設が充実していることはもちろんですが、何と言っても都内屈指の井の頭公園を擁していることもその大きな要因のひとつです。
井の頭公園は日本桜名所100選のひとつに選ばれ、春の桜のシーズンには池の周りに桜が咲き誇り、花見に訪れる人で賑わいます。
井の頭公園での花見の見どころ、特に写真を撮る時のオススメのスポットや、公園へのアクセスなどをご紹介します。
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Contents
吉祥寺の井の頭公園とは?
井の頭公園は正式な名称を「井の頭恩賜公園(いのかしらおんしこうえん)」といい、東京都立の公園です。
大きく三つのエリアに分かれます。
有名な井の頭池のある東園、ジブリ美術館や陸上のトラック、野球場のある西園、そして小さな動物園のある井の頭文化園です。
このうち井の頭文化園以外は無料でいつでもアクセスできます。
最寄駅が吉祥寺駅ですので、吉祥寺駅のある東京都武蔵野市にある公園と思っている人がほとんどだと思いますが、実はその大部分は東京都三鷹市に属しています。
三鷹市の住民が密かに誇りに思っていることの一つですね。
広さは41万㎡と、代々木公園(54万㎡)や新宿御苑(58万㎡)よりも少し小さな公園です。
ただし、これは隣接する井の頭文化園や陸上のトラック、テニスコートなども含めた面積で、有名な井の頭池のある部分は池とその外周部分だけで、大きな公園という感じはしません。
また、御茶ノ水など都心を流れる神田川の源はこの井の頭公園の井の頭池です。
現在では枯れていますが、昔は湧き水が湧き出ていてそれが井の頭池を作ったとされています。
吉祥寺の井の頭公園の桜の撮影スポットは
ここ井の頭公園には全部で約500本の桜の木があり、そのうち約250本のソメイヨシノが公園の中心にある井の頭池を囲むように植えられています。
これら池の周りの桜は、岸から池に向かって水面を覆うように枝が広がり、春には淡いピンク色に色づいた桜の花が折り重なるように一斉に咲きます。
池に張り出した桜の花と、それが水面に映り込む姿が、井の頭公園の桜の写真を撮るときのポイントです。
撮影スポット1:瓢箪橋
こういった視点で一番オススメなのは、井の頭池の東南の端、池が神田川となって流れていく出発点にある「瓢箪(ひょうたん)橋」からの眺めです。
ここからは池の両岸から大きく張り出した桜が池の水面に映り込むダイナミックな姿が見られます。
この場所から池を見ると、ほぼいつでも背中側から太陽の光が射しますので、くっきりとした綺麗な写真が撮れます。
この場所は京王井の頭線の井の頭公園駅から歩いて2分ほどのところになるので、吉祥寺駅ではなく井の頭公園駅で電車を降りて、東南から吉祥寺に向かって歩いて井の頭公園を楽しむというルートもオススメです。
瓢箪橋から見た井の頭池に映り込む桜
撮影スポット2:七井橋
次のオススメスポットは池の中心にかかる「七井橋」からの眺めです。
ここから北側を見ると、大きなマンションを背景に池の中央に噴水が上がり、周りを桜が縁取っているという景色になります。
また、南側を見ると、右手のボート乗り場から出たたくさんのボートや白鳥の形をした足で漕ぐスワンボートと、池の両側に張り出した見事な桜が見えます。
ただし残念なのは、南側を向くと多くの場合逆光になってしまうので、ちょっと白っぽいメリハリのない写真になりがちです。
これを避けるには午後遅い時間まで待つしかありません。
七井橋から北側の全景
撮影スポット3:ボート乗り場
井の頭池の一番北側には弁財天を祭った井の頭弁天があります。
七井橋を渡ったところにあるボート乗り場から対岸に渡る小さな橋の上から見える、この弁天様と噴水もオススメのスポットです。
このボート乗り場の桜の木は池に張り出していないので、桜の花を手前に、奥に噴水と弁天様をといった構図で写真を撮ることもできます。
この他、池の周りに咲く桜はどこでも撮影スポットですが、桜の枝は池の周りの道の方向にはあまり張り出しておらず、桜の花を撮ろうとすると必ずといっていいほど池とセットになってしまいます。
池の周りで写真を撮る時には、単調にならないように、背景などに注意をしたほうがいいでしょう。
ボート乗り場から弁天様と噴水を見る
吉祥寺から井の頭公園へのアクセスとおすすめルート
井の頭公園へはJR中央線、京王井の頭線の吉祥寺駅の南口から行くルートと、井の頭線の井の頭公園駅から行くルートがあります。
通常は井の頭公園駅は各駅停車しか止まりませんが、花見のシーズンの土日だけは急行が臨時停車します。
吉祥寺駅から行く場合は、吉祥寺駅南口を出て、井の頭通りを渡り、丸井吉祥寺店の右側にある道を5分ほど歩くと公園に着きます。
公園内をそのまま真っ直ぐ進むと撮影スポットのひとつ「七井橋」です。
そして弁天様を右手に見て対岸に渡り、左手に進んで池の南の端の「瓢箪橋」に向かいます。
桜と池の写真を撮る時にはこのように池の南側の道からがオススメです。
こちら側からだとほぼ一日中背中側から太陽の光が注ぎ、メリハリのある写真が撮れます。
池のこちら側からだと、築50年も経とうとしているのに一向に値段の下がらないマンションを背景に、池に大きく張り出した桜と、それが水面に映る写真を撮ることができます。
池の南側の道沿いから池の奥に向かった景色
もうひとつのルートは京王井の頭線井の頭公園駅からスタートするルートです。
井の頭公園駅を降り、改札口出て右手がもう公園の入り口です。
井の頭公園は京王井の頭線の線路に沿うような形に広がっているので、井の頭公園駅から公園に入り、公園を池に沿って歩いて吉祥寺に向かいます。
この時も池の南側の道を歩いて吉祥寺方面に向かう方が綺麗な写真が撮れます。
まとめ
吉祥寺にある井の頭公園では、春の桜のシーズンには、その中心にある井の頭池に張り出した大きなソメイヨシノが重なるように咲きみだれ、それが池の水面に映り込んでとても幻想的でダイナミックな景色が見られます。
ゆっくりと池を一周しながらなかなか他では見られない桜の景色を堪能し、写真に収めて見ませんか。
私は桜のシーズンには、少し早めに家を出て、出勤前に池を一周して写真を撮るのが毎年恒例になってしまいました。
池の周りだけなら30分ほどあれば回ることができます。
今度の桜のシーズンには吉祥寺の井の頭公園に出かけて見ませんか?
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